2012年01月28日

中国式春節@我家

1月25日の出来事。

旧正月や国慶節など節句に北京にいる時は、のっぽめがね(夫)が習っている武術の先生のお宅へいつもご挨拶にいくのだが奥様に「今年はウチが行くから。」と宣言されてしまった。
日本でもそうだろうけど中国式でももちろん先生の家に弟子が挨拶に行くのが当然であり、先生に出向いてもらうなんて聞いた事ないが「そんなの気にしないから!行くから!」と譲らない。
「じゃあ、ウチでお昼ご飯食べていってください」
と言うと「もちろんそのつもりよ!」

そうですか、そうですよね。

先生の奥様王アーイー(王おばさんワンアーイーと読みましょう)は南方出身で、超お料理上手。

いつもお邪魔すると「ご飯を食べて行きなさい」と言ってくださるのだが、なんとなく悪い気がして遠慮していたのだけれど、それがとても気になっていたらしく本人曰く「今年は逃がさないわよ」との事。

当日我家にショッピングカートを引きずってきた王アーイー。
先生とのっぽめがねが武術のDVDなどを見ているのを横に「さあようめいずぅ、ご飯の支度をしましょう。」とカートからタッパーやビニール袋に入った食材をどんどんキッチンに並べていく。
「これはもう出来てるから、切ってお皿に並べるだけよ。ほら、どうせ白酒を飲むでしょうから、おつまみね。」
「あ、これはね、肉はもう煮込んであるから野菜を入れて火が通ったら出来上がり。カレー粉はある?あったら入れましょう。ちょっとカレー味にすると美味しいのよ。」
「これはねぇ、レンコンにもち米が入ってるの。アメリカに住んでる娘もこの前作ったって言ってたわ。」

一応我家でも、何種類かのおかずとニラのチヂミの下ごしらえをしてあったのだが、まさに王アーイーの台所が我家に移動してきた様相。
前回のT家に引き続き「ウチ、何もしなくてよかったんじゃ?」状態。

お酒を開けて、みんなで「健康を祝って」とか「辰年が良い一年になりますように」と言い合いながら乾杯!
途中で共通の友人から新年の挨拶の電話がかかってきて、「今、先生たち来てるよ。」と言ったら「え、じゃあこれから行きます。」と更に人数が増え、大勢でおしゃべりしながら食べ続けるという中国式の春節を楽しんだ。

王アーイーのお料理はどれも美味しかったのだけれど、特に鴨の砂肝の冷菜がくどくないのに味がしっかり染みていてものすごく美味しかった!
ザラザラ感が残っている砂肝は苦手なのだけれど、しっかりと火が通っていてコリコリになっている砂肝は大好き。材料が新鮮じゃないと美味しく出来ないとのことだけれど、そうだろうなぁ。
そして、やっぱり身の方は北京ダックとしてどこかのお店に登場してるんだろうか?

T家で中国式大晦日

1月22日は旧暦の大晦日

そしてゆみこはのっぽめがね(夫。以前のビタ〇ンだと、北京に住む愛犬家の検索に引っかかるのでご迷惑だろうと思い変更。命名は夫自身)を伴い友達の友達の家へ。
初対面のTファミリー、お母さんが部屋の窓から下(外)にいる私に向かってマンションエントランスのカードキーを投げて渡した時からもうやられた。
素敵だ、素敵すぎる。
こういう風に垣根なく人を招ける家は本当にいいなぁと思う。

私を誘ってくれた友人Yや他に招かれた人々もすでに到着しており、部屋の中はかなり賑やか。
そしてテーブルには所狭しと並ぶご馳走が!!!
私が作った鶏の南蛮漬けとのっぽめがねが作った肉じゃがを渡したけれど「全然必要なかったね〜」と二人でささやき合う。

が、参加者の中に和食大好きカナダ人が一人おり、まず南蛮漬けを出した瞬間に「コレなんだ?もうこの香ですごく好きな食べ物だという事がわかる。」と興奮。そしてのっぽめがねが作った肉じゃがにいたっては、「俺がおかわりするところをもう見るな」と自分で言うくらいガンガンと食べ続け、私が味見しよう〜と鍋を覗いた時にはすでに肉はなく、じゃがいもがちょろっと残っているだけだった。
ま、T家のご飯でお腹いっぱいだったからいいんだけど。

ではT家のお父さん、お母さん作のお料理、ご覧アレ〜。

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こうやって写真を撮ると色が地味だけれど、一つ一つ味付けが違い、どれも相当食べ応えあり。
特に下真ん中の白いお団子のようなものは、もち米の中にカシューナッツの砕いた粉が入っていて、米の甘みとナッツの香ばしさが口の中に広がる幸せな食べ物だった。
お母さんが「私が発明したのよ」と誇らしそうだった。お母さん、世界に誇ってもいい発明だと思うよ!
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お父さんが作ったエビの炒め物と野菜炒め。その辺の店のより全然おいしい。

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うさぎ型の蒸しパン。上にブルーベリーがちょこんと乗っているという設定だったのだが、残念ながらほとんど落っこちてしまっていた。
でも粉物大好きなので嬉しい。

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T家のご飯の中で特に印象に残っているのが、このスープ。
肉が入ってないのに、キノコからすごく良い出汁が出ていて優しい旨みたっぷり。
食べ疲れた胃に穏やかにしみる。風邪ひいたときにも飲みたい。
のっぽめがね、一生懸命材料をメモっていたが、果たして作ってもらえるのだろうか。

この後、デザートに甘い物やみかんなどダラダラ食べ続け、夜中の12時ちょっと前に出てきたのが、そうこちら。
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本物の年越し餃子!!!!
T家は湖北省の武漢の出身。餃子の餡は黄ニラと豚肉だったのだが、これがもうすでにはちきれそうになっているお腹にスルスルと収まるおいしさ。

餃子を食べた後は、みんなで年越しカウントダウン。
そして12時と同時に「かんぱ〜い」と言う声を掻き消すかのようになり始める爆竹と花火の音。
北京に住んで8年、本当の意味で中国式の年越しをしたのは初めて。本当に楽しかった!
これは、みんなが絶対に大晦日までに家に帰りたいと思うわけだよなぁ。

こんな楽しい年越しを体験させてくれたT家の皆さんと友人Yに感謝☆
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