2012年07月04日

端午節の食卓

端午節の前日、友人と一緒に食事に出かけようとしたら、王アーイから電話。
「ようめいずぅ、今家にいる?これから粽届けるから。」
「今日はこれから出かけます。明日は家にいるので、我が家で一緒に夕食を召し上がってください。」
「わかったわ。じゃあ、明日粽持って行くわね。おかずも持っていくから、少なめに作りなさいね。」

ひー、この場合やっぱり私が取りに行くという方が正解だったのか??
それともこの前、先生のお誕生日の時はお邪魔してご馳走になったから来て貰うので正解なのか??
いまだにどうしたら良いのかよくわからない。

そして、何を作っていいのか頭がイタイ。
王アーイ達は、老人とは言え食に関しては保守的な方ではないと思うのだが、中国の老人も食べられるメニューを考えるのはやっぱり難しい。
ということで、ゆみこが準備したもの

スイカの種(もうこれとお茶もしくは白酒さえあれば、最初の場つなぎができる。ないと不安にかられる)
話梅(あまじょっぱく味付けした乾燥梅)
茹で枝豆
トマトの冷菜(切ったトマトに、みじん切りのザーサイとネギを散らし、酢、しょうゆ、ごま油を混ぜたタレをかける)
しいたけの肉詰め(蒸した)
ポテトサラダ(マヨネーズを少なめにして、白味噌で味を足した)
味噌汁(前回出したスープがしょっぱいと言われたので、出汁を濃く取り、これも白味噌仕立てに。具はわかめと豆腐)

端午節当日、ご主人のX老師と一緒にやってきた王アーイ。
我が家の台所で作ってきた料理を並べ始める。
ああっ、枝豆がかぶった!!!!
ゆみこ、この時点で用意していたおかず(って言っても枝豆ゆでただけだけど)一品消えた。
ちなみに中国式の茹で枝豆は、花山椒と塩で味付けしてある。そして日本よりもかなり柔らかめに茹でる。
青唐辛子(中国で尖椒jianjiaoと呼ばれる、大きくて青い唐辛子)の肉詰め←肉詰めかぶった!!
中華式厚揚げの炒め煮
粽2種類(蜜漬け棗餡と小豆餡)

ああ、なんて幸せな端午節の食卓!

さて、ゆみこが作った料理の中でX老師が非常に気に入ったのが、予想外のポテトサラダ。
理由は「辛くない」から…。
そう、今回王アーイが作ってくれたお料理、ものすごく美味しかったのだが、使われていた青唐辛子の中にかなり辛いのが入っており(見た目ではわからない)、若干ロシアンルーレットな展開に。そして、ポテトサラダが箸やすめとして大活躍。
トマトの冷菜も味付けは中華風だけれど、日本の醤油を使っているのでコクの出方が和風で美味しいと好評だった。
しかし、味噌汁は王アーイにやっぱり「しょっぱい」と言われる。
日本人に出したら「味がない」と言われかねないほど、味噌を控えめにしたのにも関わらず。我が家スープ系2連敗である。

手作り粽は蒸すのかと思っていたのだが、冷凍して持ってきてくれており
「ようめいずぅ、鍋に水を張りなさい。粽を入れておくから。」
と鍋を準備させられ、その中にドボン。食事中ずっと水につかる粽。
そろそろ主食、という時に「さ、この鍋を火にかけて」とそのまま茹でて出来上がり。
茹でたての甘い餡の手作りちまきは、もっちりずっしりとお腹にたまる上、デザートを食べた満足感も得られる。
でも、南方出身の王アーイの肉系粽も大好きなので、今年は肉系がなくてちょっぴり残念だったたらーっ(汗)

そして、ドラゴンボートの話から次は国慶節の時に後海にボートを漕ぎに行こうという約束がまとまり、我が家の端午節の食卓は幕を降ろしたのであった。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。