2012年10月09日

内モンゴル旅行3日目その2

さて、ナダムの会場をあとにし、のんびり散歩しながら帰り道につく私たち。
この旅はじまって初めて、太陽の光も射してきて良い感じ。

IMG_5720.JPG
いいわー、青空。
と思いながら歩き続けていたら、急にトイレに行きたくなってきた。
しかしここは簡易トイレもない草原のど真ん中。
こうなったら昨日習ったばかりの草原トイレにお世話になるしかない。

この判断が数十秒後に悲劇を招くとは!!!

できるだけ高い草が生い茂っているところで、草の影に隠れてしようと思ったゆみこ。
しゃがんだところで、草の刺のようなものがお尻をかすめて、あわてて離れて用を足し、立ち上がったら今度は左手が草をかすめた。
ちょっと触れただけなのに触れた部分がどんどん痛くなり、草に触れた左手首の周辺がたちまち赤く晴れ上がって、ブツブツと大きな水ぶくれになってきた。
ひ〜!!!!ゆみこ大パニック。見えないけど絶対お尻も同じことになってる。だって痛いもん。
どうしよう、どうしよう、刺が刺さったに違いない。サボテンの刺は一回刺さったら自分で取れないって言うけど、この刺はどうなのぉぉぉ???
のっぽめがねに訴えるも「多分大丈夫だと思うけど、歩けないくらいつらいとかだったら車に乗って帰ろう。どうする?」と冷静に言い放たれ、自分のこの大ピンチな気持ちを共有してもらえないことがとてつもなく不満。
後から「ああいう場合、もう一人もパニックになるとロクなことにならない。」と正論を言い聞かされたが、やっぱりものすごく不満。

どんどん痛みと腫れが増す手に不安を覚えるゆみこの視界に羊飼いのおばさんが入ってきた!
そうだ、草原でおきたハプニングの対処方法は草原の人に聞こう。
ということで、草をはむ羊をかきわけ羊飼いのおばさんに近づく。
「あの〜、草に触ったらどんどん手が腫れてきてこんなになっちゃったんです。大丈夫でしょうか?」
おばさん、初めは面食らっていたが涙目のゆみこを見て大笑いで「大丈夫、大丈夫、あの草でしょ?」とまさに私が刺さった草を指差す。
「そうです、あれです!町についたら薬かなんか塗ったほうが良いですか?」
「薬なんていらない。放っておけばそのうち治るわよ。」
「本当ですか?」
「本当に大丈夫。あははははは。」
おばさんの中国語はあまり上手くなかったけれど、なんでしょうこのこの人が大丈夫というなら大丈夫という安心感。
先ほどののっぽめがねの大丈夫とは重みが違う!
そして、ふと気づくと腫れも一番ひどい時に比べると心持ち引いてきている。

おばさんの言葉に安堵し、結局そのまま町まで歩いて帰ることにした私たち。その途中で今度はのっぽめがねの手が同じ草にちょっとだけ触れて私よりも範囲はだいぶ小さいものの、同じように水ぶくれができた。
ゆみこの心の奥で泉のように湧き上がる黒い喜びの気持ち(ΦωΦ)フフフ…

町へ戻った時にはもう日が暮れかけていて、ホテルの部屋で少し休んでから夕食に出かけた。
この頃には痛みはまだかなり残っていて皮膚も赤い跡はあるけれど水ぶくれは完全にひいていた。
最後の夕食は一番最初についた日に案内してもらったレストランをもう一度訪れる事にした。
歩きながら町の様子がなんだかおかしいな、と思っていたらまた停電していて、レストランはロウソクの灯りで営業中。
IMG_1375.JPG
ロウソクの灯りでミルクティーを飲みながら電気がつくのを待つ。

IMG_1376.JPG
最終日にやっとモツも食べてみた。新鮮!

IMG_1377.JPG
羊の肉のゆで汁を使ったおかゆ。
この他に羊肉とミルクティー、そして初日に食べて感動した沙葱を頼んだ。沙葱はやっぱりびっくりするくらい新鮮で美味しくておかわり。
羊の肉は朝ごはんのレストランの方が柔らかくてジューシーで美味しかった。

温かい物でお腹が満たされたら、草が刺さった事もどうでも良くなってきた。

外に出たら星空。
街灯の明かりが届かない路地にちょっと入って上を見上げるとまさに満天の星空で、二人で町外れの灯の少ないところまで歩いて行き、道端に座ってしばらく夜空を見ていた。
そんなロマンティックな二人の後ろに流れるBGMは広場で行われている大音響の素人カラオケ大会の歌声。
お祭りだからね〜。
posted by ゆみこ at 22:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。